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協会概要

理事長あいさつ

 会員の皆様並びに県内私立学校関係者の皆様には、平素から当協会の運営につきまして、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 先般6月19日(月)に開催させていただきました第11回定時総会では、「令和4年度事業報告」とともに、「令和4年度決算承認の件」「役員選任の件」をご審議、ご承認いただきました。会員の皆様には、改めて御礼申し上げます。
 また、役員任期は2年間であり、総会後の理事会により、私・山根が改めて理事長に、八代先生と新たに浅井先生が常務理事に選任されています。角南先生には今まで10年間の理事、うち4年間の常務理事として長きにわたりお務めいただきました。ありがとうございました。新体制となりましたこと、また、来年が当協会創設60年の節目の年を迎えますこと、併せまして、引き続きご協力とご支援をよろしくお願いいたします。

 さて、現代は、気候変動やグローバル化、DX(デジタル・トランスフォーメーション)、新型コロナウイルス感染症のパンデミック、戦争等々、予測のつかないVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)がますます高まる時代と言われています。デジタル化が急激に進み、少子化の波が予想を超えるスピードで押し寄せてきています。皆様もさまざまに検討・工夫を重ねられているものと思います。未来を切り拓いていけるよう、共に力を尽くしたいと思います。

 私学教育を取り巻く環境も、少子化をはじめ大変厳しいものがございます。コロナについても2類から5類に移行となり、終息しつつあるようですが、まだまだ油断はできないのではと思われます。
 国においては少子化対策に本腰を入れると宣言されており、自治体によっては子ども・子育てに力点を置くという所も出てきており、これらの動きを注視したいと思います。一方、学校現場では、限られた時間や資源の中、様々な創意工夫を行い、授業・教育の質保証に努めておられるなど、大変なご苦労を重ねられつつ、特色ある教育内容の確保に邁進されておられますことと拝察いたします。

 こうした中にあって、当協会では、各学校法人への施設・設備の整備資金貸付や私立高等学校における入学資金貸付、そして教職員の研修助成等を着実に進め、教育の充実と経営の安定について支援させていただいております。
 引き続き、情報交換や共有を図り、兵庫の私学が連携・協力し、この難局を共に乗り越えていかなければと考えております。今後とも、協会事業に対し、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

公益社団法人 兵庫県私学振興協会
理事長 山 根 耕 平

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